「君も人間か」(2018年)
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原題: 너도 인간이니?
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原題訳: 君も人間か
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邦題: キミはロボット
→ストーリーの展開からか考えて…やはりこのドラマのタイトルは原題の「君も人間か」がいいな。
今の現在のロボット界において、あり得るか…あり得ないかのビミョーなリアルを追及した作品。人工知能ロボット・ナムシンⅢが、人間より人間らしく成長していくプロセスが見ている側をストーリーにのめり込ませてゆく…。
3話での人間のナムシンとロボットのナムシンⅢがお互いの存在に気づき出会うのだけれど…ここは一人二役のソガンジュンssiの演技の賜。細かいしぐさの完成度に引き込まれちゃいます。
で!ストーリーの軸はやはり…財閥家の権力戦争。
一人の女性がずっと前に引き離された息子が恋しくて作った人工知能のロボットナムシンⅢと…そしてその息子が事故にあい、昏睡状態になったことをきっかけに入れ替わることで物語は本格的な争いへと展開していく。。。。
ストーリー展開の中、気になったのは…目覚めた時の人間のナムシンの気持ち。カンソボンに出会い人間らしく成長し、学習していくナムシンⅢとは対照的で攻撃的な行動だったから。見てる側としては…こうなることは予想できたけど。…彼なりに母親を守ろうと、母親を取り戻そうと頑張ってきたのに…当の母親は自分と同じ顔のロボットを作って育てていた…なんてね。
(ここで~ソガンジュンssiのツンデレ役も堪能できます。二役ならではのお楽しみですね…(´艸`*))
カンソボン…やはり彼女が存在してこそのナムシンⅢの成長。なんとってもおすすめドキドキは…クラブ火災。あり得ないんだけど…ロボットなら…あり得るか…と納得の救出シーン。
ハイクオリティのCGが施されて迫力ある演出は…演者の何気ないセリフにもドキドキしてしまう~。→これは~ご自身で確認してみてくださいね。
どうでもいいけど…つぶやき…。
→…多分、ソガンジュンssi~忙しかったんじゃないかなぁ~ナムシンが目覚めてからは…。よくある一人二役のじゃ…途中で片方がいなくなったりしちゃうんだけどね~。
中盤にかけてナムシンⅢとカンソボンのラブラインがストーリー展開の状況が悪くなるにつれて切なくなります~。
ロボットと人間の恋愛感情?そんなもの存在するの?…言葉じゃうまく説明できないけれど…人間同士でも起こりうる壁にも似た恋愛模様の描写…が上手だなぁ~と思った。
今だから…いうけれど、このドラマ…本当にストーリーにのめり込んでしまわないと…ふっとした瞬間…現実にいもどった自分に妙な違和感を感じちゃう。
最高の脚本とキャストに振り回された…といえば語弊があるかしら。私の中で忘れられないドラマです。…このブログを書きながら…またまた見返したくなりました。また、あの世界観にのめりこみたいから…